慣れると自分の基地を作ってしまう僕たち

テクニック
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どーもヨーラです。

人間には「慣れる」という感覚がありますね。もしかしたら他の動物もあるのかもしれませんが。この「慣れる」という感覚、これってすごくやっかいな感覚だなぁと、ふと思ったので書いてみます。

慣れると自分の基地を作りたくなる

そもそも「慣れ」とは

①たびたび経験した結果、当たり前のこととして受けとめるようになる。なれっこになる。 「都会での生活に-・れる」 「会議の雰囲気に-・れる」 「待たされるのには-・れている」

② 何度も経験してうまくできるようになる。習熟する。 「料理も-・れれば手際よくなる」 「 - ・れた手つき」 「 - ・れない仕事で疲れた」

③ 接触する機会が多く、心理的な隔たり・距離感がなくなる。 

   

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このように見ると、「慣れる」ということ自体は良いことのような気がしますね。僕もそう思います。でもそこがトラップなんじゃないかなと。

 

楽器に「慣れる」

例えばギターの練習をしてうまくなるためには、やはり「慣れ」が必要です。コードを押さえようとするときにいちいち考えてたら、とてもじゃないですが追いつきませんね。何も考えなくても慣れてるからできる、ということなんだと思います。

でもこういう経験ありませんか?

最近この曲ばっかり弾いてるな〜。新しい曲挑戦してみたいけど、難しいから同じ曲ばっかり弾いちゃうな〜。

プラグインに「慣れる」

DTMをやっていると、次から次へと新しい音源やミックスで使用するプラグインが出てきてセールが来るとつい買っちゃったりするんですが、結局使い慣れたプラグインに戻ってきちゃったりしませんか。それは果たして本当にその音が良いから戻ってきたのか、それともただ使い慣れているからだけなのか。

 

「知らない」と「嫌い」の感情は似ている

ある日のけんすうさんのnote。

このnote自体はある1件を受けて書かれたものなのですが、そのなかで「知らない」と「嫌い」の感情は似ているってフレーズがあって、すごく腹落ちしたんですよね。というか音楽ってもうそれそのまんま。知ってるから好き。聞いたことないから嫌い、興味ない、みたいな。

好きなこと、やりたいことだけを追求するのはまぁ良いと思うんですけど、気づいたらそこに自分の基地を作ってしまっていないかなと。その狭いところから出ることを恐れるがゆえに、自分がよく知らないものに対して否定的になっていたりしないかなと。二十代前半の僕がそうだったんですよね。それって今思うとすごく損をしていたなぁと。否定するのってくせになるし。

 

新しいものに触れ続ける勇気

自分の知らないものに触れること自体はそんなに難しくないと思うんですけど、触れ続けるのは難しいのかなと。やっぱりちょっとしんどいし。新しいもの好きの人っていますけどね。あれはまたちょっと違う気がしますが。自分の好みを流行に任せるのはまた違うと思うんですが。でも自分の基地から出ていく努力を忘れてはいけないなと、日々知らないものに触れていく習慣を作り続けていきたいなと思いました。

 

おわりに

ひとことでまとめると、「慣れることに慣れちゃダメよ」ってことですかね。

なんか「見えるけど見えないもの」みたいな遊戯王感がすごいですが。ではまた。

 

 

このブログを書いている人

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ヨーラです。音楽やってますがラーメンと野球が好きです。 ツイッターフォローしてね。
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コメント

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