普段誰もが何気なくやっている「インプット」と「アウトプット」について、少し掘り下げて考えてみました。
【制作思考】インプットするつもりでアウトプットをする
インプットとは
- 本を読む
- 音楽を聴く
- Twitterとかで調べる
- 電車等公共の場所で盗み聞き
例えばこんな感じのことが思いつきます。他にももっと思いつきそうです。テレビ見たりとか。友達との会話はアウトプットも同時にやってる感じです。僕は音楽をやってるので、誰かのフレーズをコピーしたりとか。DTMのテクニックを仕入れたりとか。
アウトプットとは
- みんなの前で話す
- 工作をする
- 曲を書く
- ブログを書く
- YouTubeに動画をアップロードする
特に誰かの目に触れなくても、自分で何かをすればそれはアウトプットと言えると思います。なんとなく書いた落書きとか。独り言とか。
表裏一体とはまさにこのこと
当たり前すぎてなんだそりゃと思われるかもしれませんが、こうしてみると、アウトプットというものはインプットなしでは成り立たないことがわかります。例にあげた落書きですら。
もっと言うと僕が今こうして書いている文章も、ずっと生活してきた中でインプットしてきた「日本語」を駆使してアウトプットしています。
アウトプットなくしてインプットなし?
今僕の頭の中には、作曲するためのアイディアをいくつかストックしていますが、それは実際に曲として形にしないと、それはないものと一緒だと思っています。形にするタイミングが今すぐなのか、今後なのかの差はあれど。
例えばあなたがコンビニで新商品のお菓子を見つけて試しに買ってみた(インプットした)とします。でもそれをカバンのなかに入れっぱなしで忘れてて実際に食べなかったとしたら、それはインプットしなかったのと同じことではありませんか?僕は例え話が下手かもしれません。
もうひとつ。あなたが職場の上司からアドバイスをされたとします。「ここはこうしたほうがいいよ」的な。それであなたは「そうか、確かにそうかもしれない」とインプットしたとします。でもそれを次に生かさなかったら(アウトプットしなかったら)、それは最初からアドバイスを受けてない(インプットしていない)のと同じなのではないでしょうか。上司にもアホだと思われて良いことはひとつもありません。
アウトプットするとインプットしたものが深くなる
僕は2016年にヨーラPと名乗ってボカロ曲を10曲公開したのですが、そのときに自分のなかでひとつテーマを決めました。それは「新曲ごとにDTMの技術面で新しい試みをする」というテーマでした。そのおかげで初期に比べて曲の音質面でのクオリティは格段に上がりました。
「数をこなせば上達する」というのは漠然としていますが、そこを少しだけロジカルに考えて、アウトプットを具体的に意識するだけで効果はまったく違うと思います。
上司のアドバイスを受けたあなたが「そうか、確かにそうかもしれない」と少しでも思って、次の機会に試してみてそれが良い方向にいけばあなたも上司もハッピー。
もし仮に良い結果にならなかったとしても、「なぜ良い結果にならなかったのか」という次のステップに行けます。そういう意味では「アウトプット」というのは「検証」と言い換えることができるかもしれません。
結論
意識的に普段からアンテナをはってインプットするならともかく、言わずもがなこの情報過多社会なので、なんとなく生活しているだけでどんどんインプットされてきます。でもそれを生かすか否かは形にするかどうか、検証するかどうか、アウトプットするかどうかにかかっているのではないでしょうか。ある程度無意識にできるものなのかもしれませんが、一度意識してみると今まで気づかなかったことに気づけるかもしれません。
余談ですがブロガー御用達のフリー素材集いらすとやさんを使ってみました。雰囲気が柔らかくなって良いかもしれません。
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