タイトルが決まれば作曲の半分は完成したと言われる理由

雑談
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どーもヨーラです。

今回は「曲を書く」ということについてのお話を少し。

タイトルが決まれば作曲の半分は完成したと言われる理由

 

なぜ作詞は書き出しが難しいのか

ことの始まりというのは、とにかく何を書いても自由。それゆえに難しい。感情から書いていくのか、情景を描写していくのか、セリフから書いていくのか。はたまた、情景を描写しているように見えて実は内情を隠喩することも可能です。とにかく自由。

最近でこそ曲先(メロディが先にあって後から歌詞を載せる)が主流ですが、一昔前は詞先(歌詞を先に書いてそれにメロディをつける)だったというのはよく聞く話です。それこそメロディという枠すらなく本当に、無限とも思えるほどの言葉のなかから書き出しをしていかなきゃいけないので、本当に恐ろしい作業だったんじゃないかなと。

 

書き出しとは

「ゼロをイチにする作業」。ゼロから生み出すのは本当に大変なことです。むしろ向き不向きがあるかもしれない。ゼロをイチにするのが得意な人、イチを100にするのが得意な人。

 

曲名だけ先に降りてくるときがある

ここまでは作詞に限った話でしたが、たまに曲すら何もない状態で、タイトルだけ降りてくるときがないですか。僕はあります。本当にたまに。昔の曲だと「社長令嬢のハイヒール」とか。

これ、鳥居みゆきが昔やっていたネット番組の「社交辞令でハイタッチ」からもじっただけなんですけどね。当時21歳くらいでした。

 

最近だと「キャラメリーゼ」がタイトルだけ先に思いつきました。

正確にはサビの「キャラメリーゼ〜♪」の一節を思いついたのですが。確か。あと2番のサビの同じところで「キャラでリードしてたって」という言葉を当てたのが気に入ってます。あとサムネのミクちゃんが可愛い。

 

雲を掴むような話のなかで本当に掴めた感覚

タイトルだけ先に思いつくと、そこからメロディから歌詞からアレンジから、もっと言うと音楽に昇華させる前のストーリーまで全部ぶわ〜っと沸いてくるんですよね。思いつく直前までそこには何もなかったはずなのに。本当に雲を掴めたような感覚に陥るときもあります。それを掴めたらあとは整えていくだけなので、半分完成というのは過言でもなんでもないです。

 

タイトルだけつけといて、後から裏切ることもできる

曲のタイトルってのはズバッと書いてそこでおしまいですが、歌詞というのはあとからいくらでも展開できて書きようがあるので、タイトル詐欺的なこともできます。とにかくタイトルが最初の顔、印象さえ作ってくれれば、クリエイトの方向性が決まってきます。雲を掴んだおかげです。

 

おわりに

とはいえタイトルだけ先に降りてくるってのはラッキーパンチみたいなものなので、あまりあてにせず曲を書いていきたいですね。だいたいタイトルは一番最後に決めるパターンが一番多いですしね。なんかで見たのですが、最近はネット検索されることを前提に、よく検索されるワードをタイトルに使ったりすることもあるみたいです。そりゃそうだ。時代が変わるといろいろ変わりますね。長いタイトルが流行った時代もありましたしね。

スガシカオさんの「8月のセレナーデ」って曲は、本当にタイトルが決まらずに最後の最後にようやく苦し紛れに決めたそうです。

「リリースが8月だし」って感じで。何かのインタビューで言ってました。間奏のピアノがかっこよすぎ。ではまた。

 

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