もしもミュージシャンが「7つの習慣」を読んだら

雑談
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先日いろいろあって「7つの習慣」の研修なるものを受けてきまして。せっかくなのでこれを音楽に生かすとしたらどういうことが考えられるのか書いてみます。

そもそも「7つの習慣」とは

 

 

 

 

 

 

ジャンルはビジネス書とされる場合が多いが、成功哲学、人生哲学、自助努力といった人間の生活を広く取り扱っており、人文・思想、倫理・道徳、人生論・教訓、自己啓発などに分類される場合もある。著者(スティーブン・R・コヴィー)は本作を執筆するにあたり、アメリカ建国以来発行された約200年分の「成功」にかかわる文献を調査した。その結果、直近の50年分の文献ではコミュニケーションスキルやポジティブシンキングなど、上辺だけの応急処置的なテクニックの解説に終始するものがほとんどであったのに対し、初めの150年間の文献は誠意、謙虚、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制、黄金律といった、不変の「原則」に基づく優れた人格の養成を重視していたことを発見する。著者は前者のパラダイムを「個性主義」、後者を「人格主義」と呼び、「人格主義」に基づいた成功への法則を抽出して、それを「7つの習慣」として提示する。

(by wikipedia)

 

なんのことかさっぱりっす。なので僕なりにざっくり書くと、

「依存」から「私的成功」へ、「私的成功」から「公的成功」へ、そしてそれを底上げするための習慣を7つにまとめたので実践してみたら良いんではないかい?

という感じですか。というわけで1つずつ見ていきましょう。大丈夫です、可愛い女の子と一緒なら怖いものなどありません。

 

 

第1の習慣  主体的である

 

 

 

 

 

 

なんとなく作業をするのではなく、自分の意思を持ってやりましょう。自分のやりたいことくらい自分で決めましょう。やりたいことがないなら探しに行きましょう。何かよくないことがあったときは、それは他人や環境のせいではなくあなたの選択したことですよ、だから良くなるのも悪くなるのも自分の責任ですよ、という感じ。例えばみんなやってるから自分もなんとなくブログを書いてみるとか、まわりがCD作ってるからとりあえず私もCD作るとか、そういうのは全部環境や他人に依存してるだけなのでやめましょうということです。生き物というのは外部からの刺激に対して反応があるわけなんですが、そこの間に選択の自由を許されてるのは人間だけなんだそうです。理性とも呼ぶかもしれません。

第2の習慣  終わりを思い描くことから始める

 

 

 

 

 

 

まだ記憶に新しい2017年の年始、それぞれ何かしら目標を立てた人もいるかと思うのですが、それを12月31日まで思い描けていますか、というなんとも安い例えですみません。要するに目的があって、欲しい結果を得るために目標を立てるのであって、目標を立てることが目的ではないということ。戦略って言葉が良い気もします。レコーディングしてCD出してワンマンライブやって、というのは戦略には当てはまりませんし。ちなみに僕が2017年にたてた目標の1つでtwitterのフォロワー1000人達成というのがあります。もっと発信の跳ね返りを吸収したいから。戦略は僕のツイート見てればなんとなくわかるでしょう。今現在420フォロワーなのであと580人。やばい。

第3の習慣  最優先事項を優先する

 

 

 

 

 

 

個人的にはこれが一番大事な気がします。目の前のことだけじゃなくて今後の自分のために投資、自分磨きをしましょうということ。

  緊急 緊急でない
重要 第1領域

第2領域

重要でない 第3領域 第4領域

上の表でいくと、第4領域はもちろん第1領域と第3領域を減らして、第2領域を広げていくことが大事だそうです。 バンドだったら、

  • 目の前に迫っているライブのことに追われてばっかり(第1領域)
  • リハスタを予約するの忘れてて焦る(第3領域)
  • スタジオのロビーで休憩時間が無駄に長い(第4領域)
  • 日々の練習、作曲、人脈を広げる、良い作品に触れる、適度なリフレッシュ(第2領域)

僕だったら、

  • 機材が壊れて急いで修理に出す(第1領域)
  • メールやラインで済むのに電話(第3領域)
  • 気になるDTMプラグインのチェック、スキル向上、読書(第2領域)
  • 朝までずーっとYouTubeを見ちゃう(第4領域)

「第1領域は減らせないんじゃね?」と思うかもしれませんが、機材はいつか壊れるのだからメンテナンスをしておくとか、いざという時のためにシミュレーションをしておくとか、日々の準備次第で減らせるものです。緊急の時ほど第2領域で肥やしていたものがものをいうかもしれません。

第4の習慣  Win-Winを考える

 

 

 

 

 

 

ここから公的成功にシフトしていきます。社会学者の古市憲寿さんがテレビで、「成功している人に対して嫉妬をする感覚がわからない。成功してる人がいるなら近づいて仲良くなってしまえばいい」みたいなことを言っててまさにこれがWin-Winだと思います。成功してる人を僻んで悪口言ってみたりとか「落ちぶれてしまえばいいのに」というのはLose-Lose。自分が成功するために相手を蹴落とそうとするのがWin-Lose。馴れ合いとかじゃなく、お互いのファンを共有しましょうってのはきっとWin-Win。アフィリエイトもWin-Win。

第5の習慣  まず理解に徹し、そして理解される

 

 

 

 

 

 

「俺俺!」の人は嫌われますね。全国のギタリストの皆さん気を付けましょう(失礼な偏見)
冗談はさておき、相手の話をまず聞くことが大事ってことなんですが、
「あなたの話をちゃんと聞いて理解しようとしていますよ」ってことを相手にそれとなく伝えることがとても重要。こっちはちゃんと聞こうとしてるつもりでも、相手がそれを感じていなければそれは聞いてないのと同じ。その人の人柄を決めるのは周りの他人です。

第6の習慣  シナジーを創り出す

 

 

 

 

 

 

 

 

シナジーとは日本語だと「相乗効果」とも言えます。これは音楽だと割とわかりやすいですね。ドラムがいてベースがいてギターがいてボーカルがいるから成り立つのであって、ベースだけじゃあまりカッコ良くならない。写真の女の子はもともと可愛いですが、着物を着ることでシナジーが起きて、より一層可愛いですね。そういうことです。ライブで対バンするとシナジーが起きることもあるし、ミーティングをして一人では思いつかないようなアイディアが出ればそれはシナジーが起きてる。

第7の習慣  刃を研ぐ

 

 

 

 

 

 

第3の習慣の第2領域を広げる話と若干かぶってる気がしますが、自分への投資を単発じゃなくて投資し続ける、習慣づけしましょうということでしょう。25歳とか30歳の節目で音楽を辞めちゃう人けっこういますが、別にスパッと辞めなくてもこっそり刃を研ぎ続ければ良いのに、なんて無責任に思ったりしてます。仲間が音楽やめるのは寂しいし。

まとめ

長いですね。
後半あきらかに文章がダレてきてます。なのでそのうち書き直すかもしれません。ちなみに僕が受けたこの研修、8時間を2日連続で受けて、最後のほうはもう何も頭に入ってこない感じでした。メンタルのキャパを広げていくこと大事。とにかくこの7つの習慣、書籍は世界で2000万部(2010年時)も売れてるらしいです。僕は読んでないですが。書店に行くと漫画になったものとかもあったりするので、興味がわいた方は読んでみてはいかがでしょうか。


完訳 7つの習慣 人格主義の回復

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