【「いつかやりそう」までの話】『破局』を読みました

読んだ本

2020.08.01

どーもヨーラです。

遠野遥さんの著書、『破局』を読みました。第163回芥川賞受賞作。

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『破局』を読みました

私を阻むものは、私自身にほかならない――ラグビー、筋トレ、恋とセックス。ふたりの女を行き来する、いびつなキャンパスライフ。28歳の鬼才が放つ、新時代の虚無。　　　　　　　　　

(amazonより)

小説の主人公は行動や思考が読者にだだ漏れなので、実在の人物だったら心のなかではみんなこんな感じなのかもしれないですね。僕もそうかもしれないし。絨毯に毛を植えたりはしませんが。。。

自分に余裕がないときとか、正義がこちら側にあると考えるときにその人の本性が現れるというのはよく言いますがそんな心のグラデーションも描かれていて、人間くさいなと。小説を読む醍醐味はこういうところにあるなと思います。

「どんな人でも普段はたいてい優しい」ってのがよくわかる物語でした。

ヨーラ

ヨーラです。音楽やってますがラーメンと野球が好きです。ツイッターフォローしてね。