【再読】音楽ビジネス著作権入門

読んだ本
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JASRACは定期的に世間(ミュージシャン内だけかも)の話題に上るのですが、先日の音楽教室からお金を徴収するのか問題がありましたのでこの本を再読しました。第1刷が2008年って書いてあるのでもう9年前か。はえー。


音楽ビジネス著作権入門―はじめて学ぶ人にもわかる権利の仕組み

ざっくり内容

  • 音楽まわりにおける「著作権」がなんなのかよくわからない人向け
  • え、サザンの桑田さんやミスチルの櫻井さんは著作権所有してないの?作曲者なのに?
  • 著作権を動かすための契約を交わす

そもそも著作権ってものは誰かが著作をすればそこに自然発生するものっていう考え方。それをビジネスとして考えるときに著作者と第三者が契約を交わして、うまいことお金を稼ぎましょうという感じ。そこにほぼ独占的に著作権を管理しているのが前述のJASRACとなります。一番多い流れが、
アーティスト→プロダクション→レコード製作者→レコード会社→著作権管理事業者(JASRAC)だそう。ややこしい。さらにややこしいのが「著作隣接権」なるものが存在して(原盤権、演奏権、公衆送信権、複製権等)なんだか難しいっぽいです。
ちなみにこれらは、「〇〇権」=「勝手に〇〇されない権利」と読み替えると少しわかりやすくなります。詳しくは本を買って読んでみればよいと思います。

なんでJASRACはこんなにも嫌われてるのか

まずひとつの結論を書くと、JASRACのような著作権管理事業者は今の所絶対必要な状況なのです。なぜならアーティスト並びに所属事務所やレコード会社が権利を保有していて、例えばCDが全国各地で何枚売れたか、どれだけダウンロードされたのか、カラオケ等で歌われたのか、ライブハウスでカバーされたのか、とか管理することなんてほぼ不可能に近いから。なのでJASRACはちゃんと仕事をしてる。なのになんで嫌われてるかというと、

  • JASRACがほぼ独占状態だから
  • アーティスト方面への支払いが不明瞭だから

この2点に尽きます。だからこないだみたいな「大手の音楽教室からも徴収しますよ!」という本当はアーティストにとってはお金が入ってくるはずのしくみが作られようとされてるはずなのに「本当に還元されてるのだろうか」という不信感がそういう雰囲気を出しているんだと思います。音楽教室側からすれば演奏権等の解釈の違いを訴えてる。「国、政治家」VS「税金を徴収されてる国民」の関係をイメージすれば音楽やらない人でもピンときやすいでしょうか。N○Kの受信料とか。それはまた違うか。例えが悪かったらすみません。

まとめ

今はすべてデジタル化していく流れなので、近い将来とんでもないどんでん返しがあるかもしれませんね。それこそAIの登場で「JASRACの仕事がなくなっちゃう!」みたいな。データ収集とか管理とか計算とかもろAIの得意分野っぽいですし。著作権に詳しくて優しい方からのツッコミお待ちしております。

最後にちょっと逸れますが、今回みたいに「本を紹介してそれの解説+自分の考え」という書き方よりも、テーマを決めてそれに対してうだうだ書いて途中で引用的に本を紹介するっていう文章構造のほうが良い気がしました。下手に解説して誤解を生んでも申し訳ないですし。次回からやりましょう。そうしましょう。ちなみにヨーラPの曲の権利はすべて僕が所有しています!!!!!

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