どーもヨーラです。先日ヨーラPの新作カバー曲動画をアップしました。
今回は約20年前(!)の名曲、「Memory 青春の光」に挑戦してみました。
今回はこの曲の制作についてちょっと掘り下げて書いてみたいと思います。
Memory 青春の光 制作レビュー
ドラム パーカッション
ドラムはEZ DRUMMER2を使って打ち込んでいます。
去年の秋頃にBFD3も購入したのですが、こっちのほうがまだしっくりきます。音源もいくつか種類あるし。SUPERIOR DRUMMER3にアップブレードしたほうが良いのかもしれないですね。
打ち込みにおいては、パターンを引っ張ってきてちょっといじるくらいしかしてません。あとスネアを差し替えるとかそのくらい。
自分がベース弾くので、ドラムに凝るよりベースで引っ張っていくほうが楽だし、結果的に良いものになることが多かったので。
パーカッションもEZ DRUMMER2のLatin percussionを使ってます。
この曲ではコンガ、ウインドチャイム、トライアングルの3つです。コンガはよく使います。
トライアングルも音符の長さが作れるので割と好きです。
TOONTRACK SUPERIOR DRUMMER 3 / BOX
ベース
ベースは自分で弾きます。メインベース、アルバトロスのジャズベ。緑のやつ。
下の方でうろうろしてる感じで弾きました。
アンプシミュはいつもNIのGuitar Rigを使ってます。
今回は使ってないですが、弾き終わったあとにWavesのRBassをかましたりしてます。
ピアノ
ピアノ音源はWavesのGrand Rhapsodyを使いました。去年リリースされた鍵盤音源バンドル、Piano&keysに入ってるものです。
プリセットを選んでから微調整して音を決めていく感じです。一応これも自分でMIDIキーボードで手弾きしてます。
弾いたものをたくさん直してますが、クオンタイズは使わないです。
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エレピ
イントロで弾いてるやつですね。これもWavesの音源Electric88です。
音の太さと抜けが気に入ってます。他の楽器との混じりも良いです。
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ギター
ギターも僕が弾いてます。Gibsonのレスポールスタンダード。
正直こういうカッティングはストラトのほうが弾いてて楽なのですが、結果的に楽器の数が少なくなったのでレスポールで良かったです。
ギターソロもレスポールですね。間奏だけコードがちょっと違う感じになってたのでフレーズとしては作りやすかったです。これもNIのGuiter Rigです。音作りもトレモロ深めでふわふわした感じにしてみました。
ボカロ
メインはミクV4のOriginal、コーラスはGUMIV4のNativeです。ミクはなんだかんだOriginalが一番馴染みます。
piapro studioで調声したあとオーディオに書き出して、ピッチ調整とビブラートの修正をします。使ってるのはLogicのFlex Pitchです。メロダインが欲しい気もするのですが、Flex Pitchが使いやすすぎてもうこれで良いかと思ってます。
ミックスではEQでローを少しカットしてWavesのL1リミッターとRコンプでわりとがっつり潰してから、Vintage Warmerで倍音を足して、これまたWavesのDeEsserで聞きづらいところを取ります。この辺は40mPさんの手法をかなり参考にしてます。というかほぼほぼそのままですね。
リバーブはこれもWavesのRReverbです。HReverbもあるのですがまだRのほうが使いやすいです。Waves大好き。
ミックス マスタリング
自分でやるところもありつつ、Neutron2にかなり頼ってますね。正直こっちのほうが全然良いです。ドラムバスと、今回はベースにもNeutron使いました。
マスタリングはOzone8を初めて使いました。リファレンス曲を読み込んであとはお任せ。今までのよりバランスが全然良くて、もう今後は全部使ってこうと思います。僕がエンジニアさんみたいなことが出来るとは到底思えないので、もう任せるところは任せていこうと思います。
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終わりに
動画で使ったイラストは、イラスト投稿サイトpiaproで探してHikaruさんのを使わせていただきました。部屋に座ってる感じが合ってて良いです。そして可愛い。
余談ですが最近、漫画の「ドメスティックな彼女」を読んでるせいで、あのイラストのミクが陽菜、GUMIがルイに見えて仕方ないんですよね。歌詞の内容もちょっとイメージ被るところがあって、なおさら漫画に感情移入してます。おすすめです。
実は僕が初めて買ったCDというのがシャ乱Qの「そんなもんだろう」という曲で、その頃からつんくさんの書く曲がかなり刷り込まれているんだと最近気づきました。小室さんもああいうことになっちゃったし、つんくさんは声帯のこともありました。そのあたり敬意を込めて今回カバーしてみました。ぜひ聴いてみてください。
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