どうもヨーラです。僕、転調が好きなんですよね(唐突)。一気に背景が変わる感じというか、空気が変わる感じがすごく好きです。そんな僕が喜びそうな本があったので購入してみました。
転調テクニック50 イマジネーションが広がる実践的コード進行集
全部で50パターンの転調が記載されている
まずコード進行とボイシング、簡単なアナライズが書かれていて、次のページに詳しく解説されています。
ざっくりとコード進行を書きつつ、理論的なこともわりと丁寧に書かれているので、音楽理論とかその辺にあまり詳しくない人でも読みやすいと思います。自分の作曲に生かしやすい。
特に前半ですが、このキーに転調するには、というパターンが割といくつも解説されているのですが、だいたいセカンダリー・ドミナントを使うんですよね。
ある程度曲を書く人であれば「そんなことはわかっている、それをいかにわざとらしく聞こえないようにはどうやるかを知りたいんだ」って人が多いんじゃないかと思ってて、その辺は少し期待はずれかもしれません。終盤は少しそういう進行も紹介されていましたけどね。
「さりげなく」か「これみよがし」か
これはもう好みだし曲によると言ってしまえばそれまでなのですが。
個人的にはさりげなく転調するのが好きです。そうなるとやはり転調先は関係調に限られてくるのですが、そこをなんとか遠い調にさりげなく飛んでみたいですよね。
あとたまにやるのが、サビとかでさりげなく転調しておいて、そのあとわざとらしく調を最初に戻して転調していたことに気づかせるという技。性格出てます、きっと。
転調してるヨーラおすすめ曲
懐かしいです。サビで転調する前にメロディで転調先を示してあげてる感じがまさにお手本のような曲です。
これも懐かしい。アタマサビ、Aメロ、Bメロと全部違うキーに行って、Bメロの途中でもキーが半音下がったりしてます。でもメロディを追っかけてるとあんまり転調を感じないというか、さらっと聴けるのはやはりさすが本間先生という感じです。
転調と言えばStevie Wonderをまず思い浮かべるくらいアイディアの宝庫なのですが、ちょっとやそっとじゃちょっと真似できないのがまたにくいです。この曲に関しては良い記事を見つけたので貼っときます。
スティーヴィー・ワンダー「Overjoyed」で学ぶ、美しい転調術
まとめ
ここまで書いてきましたが、転調というのはあくまで良いメロディを映えさせるための手法なので、あまり自己満にならないように僕も気をつけます。例には上げませんでしたがKalafinaとかはやはりコンテンツとの相性というか、風呂敷の広げ方が上手いですよね。目的を持ってどんどん転調していきましょう。
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