秋元康さんの「企画脳」

読んだ本
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どーもヨーラです。

秋元康さんの著書「企画脳」を読みました。2011年の本なので少し古いのですが、普遍的なことが書かれているので今でも違和感なく読めます。印象に残った部分を書き出してみますね。

 

秋元康  企画脳

企画のヒントは「記憶」の延長線上に

 

発想や企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが、じつはそうではなくて、自分が面白いと思ったことを思い出す、あるいは「記憶」に引っかかっていたことを拾い上げるという行為なのである。

 

ここに気づけないとなかなか苦労しますよね。まっさらな状態を敵に回すのは恐ろしい。見えない敵とは戦いようがありません。

少し話はずれますが、歌詞を先に書く「詞先」が僕はすごく難しいと思うんですけど、それは縛りがないからなんですよね。ある程度の縛りがないと、書ける気がしません。別に僕がMだからってのは関係ありません。

 

自分の負の部分を認める

 

何でも「分かります!」「得意です!」という人間ほど当てにならないものはない。むしろ、会議でも仕事でも、「それは苦手です」とか、「その件に関しては、まったく分かりません」と言える勇気がなければならないのではないか。売れる企画、ものになる企画を生みだすためには、自分の「得意分野」を持つと同時に、負の要素も持っていたほうがいいと思うのだ。

 

これ個人的に耳が痛いのですが、二十代はとりあえず試しに何でもやってみたほうが良いと思って今までやってきました。

僕も今年で30歳になるので、自分の得意分野を見極めるとか、捨てる勇気を持つことが重要になってくるんだと思ってます。と言ってもだいたいわかりますが。

 


諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

 

カルピスの原液をつくれ

 

パソコンができようが、インターネットができようが、それは手段であって、その手段を使って「何をやるのか」が問われている時代なのだ。ツールに振りまわされるより、企画の核となる「原液」をどう生みだすか。そこが、本当の勝負なのである。

 

これ堀江貴文さんも似たようなこと言ってましたね。原液を作ればあとは周りの人が薄めてくれるって。もう作業的なことはどんどん省かれていくので、労力と時間を使うべきところはやはり企画の核部分なのかなと。

 

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多動力 (NewsPicks Book)

おわりに

 

「他と違うことをやる」って手垢のついた言葉なのですが、「他」とはどこなのか、どう違うことをするべきなのか、というのを考えるきっかけになる良い本でした。サクサク読みやすいのでおすすめです。

 


企画脳【電子書籍】[ 秋元康 ]

 

 

これも面白かったです。真面目な破天荒。


日本一「ふざけた」会社の ギリギリセーフな仕事術 (中公新書ラクレ)

 

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